厚生年金とは
厚生年金とは、公的年金の一種で、おもに企業などで働いている人が加入を義務付けられている年金です。
厚生年金と国民年金の大きな違いは、保険料の金額です。
国民年金の保険料が所得にかかわらず一律であるのに対し、厚生年金は、収入に対し所定の割合の金額が保険料となります。
そのため、収入によって、毎月支払う厚生年金の保険料も異なってきます。
さらに、厚生年金の保険料は、労働者である被保険者と、雇用主である会社が負担することが義務付けられていて、その比率は50%ずつと定められています。
現在、日本では、法人事業所であれば、たとえ従業員が1人であっても、厚生年金保険への加入が義務付けられていますから、原則、いずれかの企業で働いている人は厚生年金に加入し、保険料を支払っているということになります。
厚生年金は、さらに老齢厚生年金、障害厚生年金および障害手当金、遺族厚生年金に分けられます。
老齢厚生年金は、保険料納付済期間と保険料免除期間が通算25年以上で、65歳以上の人が受給対象となります。
障害厚生年金および障害手当金は、所定の保険料納付期間を満たした人が、所定の障害を負った場合に支給される年金で、障害の内容などに応じて、障害厚生年金か障害手当金のいずれかが支給されます。
そして、遺族厚生年金は、被保険者が死亡した場合や、老齢厚生年金の資格期間を満たす人が死亡した場合、被保険者と生計を維持する関係にあった妻や子供、夫、父母、祖父母、孫などに支払われる年金のことをいいます。
年金受給者の詳細や受給資格、支給順位などは、規定により詳細に定められています。