年金保険とは
年金保険とは、狭義で解釈した場合は、一般的に国によって運営されている「公的年金」と、おもに、公的年金を補完するという位置づけのもと、国以外の所定の組織によって運営されている「私的年金」とは別の、個人で加入する民間の年金保険のことをいいます。
そして、広義で解釈した場合は、公的年金や私的年金そして個人で加入する民間の年金保険全体を指して、年金保険といいます。
ここでは、広義の解釈に基づいて年金保険を説明していきたいと思います。
年金保険のありかたは国によっていろいろで、たとえば、ニュージーランドのように福祉に手厚い国であれば、国から支給される年金で老後の生活はある程度保障されるという国もあります。
このような国であれば、国から支給される公的年金で、生活費がまかなえるため、金銭的な面で老後の生活の心配は少なくなりますから、年金保険は、公的年金と呼ばれる年金だけで十分ということになります。
一方、公的年金の保障が少なければ少ないほど、国民は、自分の力で老後の生活を支えるように対策を取る必要があり、この対策のひとつが、個人で加入する年金保険といわれています。
年金保険は、医療保険や養老保険、傷害保険などと同じように、個人が自分の意思で、任意で加入する保険です。
自分で保険料を払い、将来得られる保障を買うようなものですから、個人で加入する年金保険は、ある意味、貯金のような意味合いが強いといえます。
現行の日本の年金制度であれば、公的年金だけで老後の生活を不安なく送ることは難しいため、その不足分の補充する目的で、個人で年金保険に加入している人が多いというのが現状です。